9月4日本日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて、戦没者遺骨引渡式に参列いたしました。
今回、硫黄島から故郷・日本へご帰還されたのは、23柱の御遺骨です。
御遺骨を前に、胸に浮かんだ言葉はただ一つでした。
「お帰りなさい。」
終戦から81年。
これほど長い歳月を経てもなお、故郷への帰還を待っておられる方々がいらっしゃいます。
先日のNHKスペシャルでも取り上げていただきましたが、私の大叔父も硫黄島で戦死しています。
私自身、硫黄島で大叔父を亡くした親族の一人として、今なお遺骨収容にご尽力くださっている皆様に、
改めて心から感謝を申し上げます。
戦争で亡くなられたお一人おひとりに人生があり、愛する家族があり、帰りたい故郷がありました。
一日も早く、一柱でも多く、故郷へお迎えすること。
そして、その記憶と平和の尊さを次の世代へ伝えていくこと。
それは、今を生きる私たちが果たしていかなければならない大切な責務です。
23柱の御霊に、心より哀悼の誠を捧げます。
長い長い年月を経て、ようやく故郷へ。
お帰りなさい。
どうか安らかにお眠りください。